Lの骨の髄まで

Lな私の、Lだった私の、恋愛や日常についてなどなど…

中学時代の恋

今日はクリスマスイヴですね~

私はいつもと変わらぬ日常を過ごしています(泣)

みなさまは、いかがお過ごしでしょうか?

 

改めましてこんにちは、こんばんは、〇〇です。

まだ名無しです。こういうの考えるのすごく苦手で。

 

今日は、私がセクシュアリティに気付くまでの経緯をお話ししたいなと思います。

 

性のめざめとか言われてもピンとこないけど、たぶん一番古い記憶は幼稚園児のころ。

夢の中に隣の組の先生が出てきて、なぜか真っ赤なマニキュアを塗っていて、その美しい手に魅了されてしまうという…なんかビアンっぽいエピソードじゃない?

もちろん起きた後は先生のこと意識しまくりでした(笑)

肩ぐらいの髪にキツめのパーマ当ててる先生で、だからか私は今でもパーマの女性が好きです…三つ子の魂なんとかって言いますもんね。

 

パーマといえば、同じく幼少期ですが、セーラームーンに出てくるネプチューンこと海王みちるも大好きでした(これはみんな通る道では?)。

だから私は今でも…(以下略)

幼いながらにウラネプが好きという、まさにレズの優等生(笑)

ウラネプが出ているシーンを親と見るのが後ろめたく、好きだけれどなんとなく悟られてはいけない、みたいに思っていました。

 

そんな子供でしたが、特に恋愛対象女性というわけでもなく、興味のある女性とかはいましたが、何かが起こったわけでもなく日々を過ごしていました。

 

が、しかし、中学に上がった時にある出会いがありました。

部活の体験入部で見た3年生のキャプテン。

彼女に一目惚れして、部活を決めました。不純~!

その部は全国大会を目指すような部でめちゃくちゃ厳しくて、のちに猛烈に後悔することになりましたが…。

その3年生を皮切りに、2年生のボーイッシュな先輩や、同じく2年生の優しい先輩に好意を抱きました。(気が多い)

 

そんな私を見て、ある友達が

「男も女も好きになれる人を、バイセクシャルって言うんだよ」

って教えてくれて。

おそらくそれが初めて、セクシュアリティに関する単語を知った瞬間でした。

 

ただ、当時の私は、その先輩方とお付き合いしたいとか自分の彼女にしたいとかそういったところまでは考えておらず。

他の後輩が仲良くしていたら嫉妬したり、先輩としゃべれない日は落ち込んだり、話しかけられると嬉しかったりとその程度で。

最終目標は誰よりも仲良くなりたい、プライベートで遊びに行ったり、先輩が卒業の時にはネームやジャージをもらいたい、そんな感じでした。

 

幸い、私は昔から年上女性に好かれる性分だったので、家に招待してもらったり、手紙やプレゼントをもらったりと、なんやかんや楽しく過ごしていたと思います。

 

一方で、同級生の男の子に片思いしたりもしていたので、なんというか「憧れ」に近い感じだったのかなと思います。

女性同士でお付き合いするなんていうことも全く想像すらしなかったし、そんなことがこの世にあるとすら思っていなかった。

 

もし、中学生の時、片思いしていた男の子と付き合えたりしていたら、私がビアンとして生きていくこともなかったのかなと思ったりすることもあります。

 

1年生、2年生のころは憧れの先輩を追いかける日々でしたが、3年生になって先輩が卒業してしまうと、同級生の男の子に恋をするという、いわゆる「普通」の中学生活を送ることとなりました。

 

こうやって書くと、ものすごくサラッと何事もなかったかのようですが、実際にはいろいろとありました。

なんで自分は女性にこんなに執着するの?

どうしてこんなに苦しいの?

普通じゃないんじゃない?

こんなに好きなのに、好きって言ってはいけないよね?

って思い悩むこともあった。

 

でも結局は、女性同士の恋愛があるなんて知らなかったから、無知ゆえに救われたというか、答えがない「好き」にも真っ向から立ち向かえた。

「だって、好きなもんは好きだし、仲良くなりたい!」って。

人には言ってはいけないと思いながらも開き直っていたというか。

そんな中学時代でした。